しっきーのブログ

ひろいこころで\(^o^)/

冬の冷たい空気が好き(なときがある)

冬という季節がわりと好きだ。

特に12月と1月が好き。慌ただしさと静けさが一緒にあるみたいで。


寒いのが得意なわけではないのだけど、冬の冷たい空気を好きだと感じるときがある。

常にではなくても、たまにそういう時間が訪れるということ。


風が身体にぶつかるのではなく、ちょうど自分を通り抜けていくように感じることがあって、それはたいてい冷たく澄んだ空気のときだった。
そんなときは、何か感傷の入り口に入り込んだみたいに、それぞれの人達がそれぞれの営みを抱えているということが、不思議な透明さで繋がっているような気がしてくる。

どういう作用でこのようなことが起こるのかはわからない。人間にはそういう感情が用意されていて、ときどき何気なく顔を出すのかもしれない。
外在的なものよりも自身の内面に拠るところが大きいように思う。自分から窓を開けて換気すると気持ちいいけど、他人が同じことをやると寒く感じる、みたいな。


最近は夜あまり寝れないなど体調が良くなく、運動と早寝早起きを心がけるようにした。

6時前にアパートを出ると、たまに、どこか切なくなるような特別な冬の空気を感じる。(そういう気分になるときは朝が多い。)

外は暗く、家々のほどんどがまだ凍結されていて、何かが暖められ立ち上がってく手前の、手付かずの静けさのようなものがある。あるいは、冷たく澄んだ空気に慌ただしい生活を流し込んでいく、最初の一口のような予感がある。


枕草子も「冬はつとめて」だけど、ゴミゴミした東京の街中でさえ、当時の宮中と感性が繋がっているように感じられるのが、古典とされる理由の一つなのだろう。
たしか中学あたりで暗記させられたのだが、一節の最後が「わろし」で終わることに違和感を覚えた記憶がある。悪いものをわざわざ書く必要もないのに、と。
もちろん今となっては、きっぱり悪いと言ってしまえることが才覚なのだとわかる。寒さがやわらいでいくほど風情も覚めていく冬の感覚を言い当てていると思う。

ただ、清少納言にしても、書こうとしたときにそう思い返すのであって、すべての冬の朝に趣があったというわけでもないんじゃないだろうか。基本的に寒いのはつらい。


新しく引っ越したアパートで初めて冬を越すことになるのだけど、とにかく寒すぎてちょっとヤバい。暖房つけても喉が痛くなるだけで部屋が暖かくならない。駅近で安い物件だからある程度は仕方ないけど。

家の作りようは夏を旨とすべしみたいなことを言ったハゲは間違っていた。冬は好きな季節だけど、寒いことは著しくQOLを下げる。