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しっきーのブログ

ひろいこころで\(^o^)/

北条かやの炎上とフミコフミオの悪意について

 私はネットバトルが大好きです。もっとはてなに手斧が飛び交えばいいのになあと日頃から思っています。ただ、さすがにヤバイ殴り方をしている人がいたら止めるのが大人であって、加減もわからずにどんどん盛り上がって急性アル中を出してしまうウェイにはなりたくないです。

 フミコフミオさんが北条かやさんに宛てた記事を読んで、その悪意の濃さにびっくりしました。また、ファンの人の大半が乗っかって盛り上がってるのがよくない。さすがにやり過ぎだと思います。

 感覚が麻痺してる人が多いし、誰かが指摘する必要があると思うのですが、はてなで一番の人気者であるフミコフミオに突っかかると「はて活」に支障がでそうです。まあ今日の僕は荒ぶってるから書きますよ!


 まず「自殺ストリップやめろ。」という記事の内容ですが、北条かやの一連の炎上騒動について書かれてます。


1段落目:お前の命は4000円の価値すらない。

2段落目:自殺するとか言ってどうせ死なないんだろ死ねよ。

3段落目:離婚歴あるのに『本当は結婚したくないのだ症候群』って本出しててワロタw

4段落目:炎上しか能がないんでしょ?


 要約するとこんな感じです。短い文章なのでできれば本文を読んでください。  
 この記事に、何らかの主張があるとは思えません。フミコフミオが、蓄えてきた芸風と文章の技術をふんだんに使って、全力で北条かやを貶そうとして書いたものです。仮に彼が頭に銃を突き付けられて「北条かやをできるだけ傷つけるようなものを書け」と言われても、だいたい同じような内容のものになると思います。

 個人的には北条かやとかどうでもいいのですが、人気作家が書いたこのような文章と、それに喜んで追従してしまう取り巻き達には、ちょっとよくないんじゃない?って言いたいです。



 北条かやが叩かれる理由はたくさんあります。学者、作家としての実力以外のもので今の地位を得たこと。特定の人を踏みにじる発言をしてからの、大炎上してしまう対応の悪さ。

 彼女の、自殺をほのめかして自分を守ろうとするやり方が、多くの人にとって、クリリンが殺されるレベルで怒りの琴線に触れるような案件だったこともよくわかります。

 また、「この期に及んで北条かやを擁護するような奴は顔に釣られたキモヲタ童貞だろw」みたいな雰囲気もあり、擁護しにくい。今ネットで最も気軽に叩ける人間が彼女だと思います。



 僕は北条かやさんを擁護するつもりはありませんが、ただネットの特性として誰かを叩く動きが加速しやすいというのがあって、そこは自覚的になっておく必要があると思います。誰かを叩く形でネットに出現した正義=悪くらいに思っておいたほうがいいです。


 北条かやさんは、学者や文筆家としての能力は持っていないと思いますが、そこまで悪意にあふれたような存在には見えません。良くも悪くもただのメンヘラな気がします。


炎上かやさんがバカでなければたびたび炎上させるのはビジネスのためとしか考えられない。知名度を上げて有料コンテンツ販売に繋げたり、著作をアッピールするのである。ネット炎上は才能も努力もいらない楽な宣伝方法である。

 さすがにこの言い方は、ミスリードして北条かやを叩こうとする意図が過ぎると思います。

 そもそも彼女は、イケハヤのような「炎上拡散型」ではなく、古市憲寿のような「権力擦り寄り型」でやってきた人です。出自はアカデミズムだし、炎上で盛り上がる前から著書も出してるしテレビにも出てます。


 能町みね子と雨宮まみに突っ込まれて最初の大きな炎上が起きましたが、あれは北条さんが意図していたものだとは到底思えません。その後で、自殺するとか結局死ねなかったとか、自殺有料note8000円とか、彼女の悪いところが存分に発揮されましたが、あれもメンヘラが変な意地を見せてしまった感じで、少なくとも戦略的なものには思えません。


 もし能町、雨宮に突っ込まれたのがはあちゅうだったら、「オワコンがなんか言っとるwwwわろすわろすw」と仲間内で笑って終わりで、一部からぐちぐち言われ続けるかもしれませんが大炎上にはならなかったでしょう。この一連の炎上は、北条かやがファーストコンタクトの時点で悪手を打ったことが大きいのですが、そういう自体に陥ってしまっただけ、まだ人間らしいと言えます。

 ちきりんとかイケハヤとか古市憲寿みたいな人たちは、同じような事例でもちゃんとガードできるのでしょうが、完全無視を決め込む人たちより反応して悪手を打ってしまった人が叩かれるのは、ちょっと理不尽に思わなくはないです。どっちが悪かと言えば無視決め込めるほうが悪い気がします。


 で、自殺をテロリズムに例えるのは言い得て妙で、さすがフミコフミオだなとも思うのですが、


「自殺をほのめかす」

 ↓

「自分の命を盾に相手に負い目を与えようとするテロみたいなやり方」

 ↓

「テロリストは交渉するとつけこんでくる」

 ↓

「テロに屈さないために叩き続けろ」


 という、たしかにロジックは通っています。しかし自分で言った「テロ」という言葉の怖さをちゃんと勘定に入れているのでしょうか?

 僕が見たところ、北条かやさんは特別な悪でもない残念なメンヘラであって、何かの拍子に死んじゃうことだって普通に有り得ると思います。

 そこらへんは、はてなのドジっ子系萌えキャラであるトイアンナさんもわりと丁寧で、さりげなく北条さんに向けてやさしい感じの記事を書いておられました。ちょっと見直しました。


「いや、フミコフミオ先生はガチで怒ってるんだよ!親が自殺で死んでるんだよ!」みたいなことを取り巻きは言うかもしれません。僕もそれについては疑いません。

自殺した父について今、僕が思うこと - Everything you've ever Dreamed

 前から書いていることでもある。


 ただ、フミコフミオさんほどの人が、自分の書いた文章がどういう効果を与えるか予め理解できないはずがないし、結果的に親の死を相手への攻撃に転換してることは明らかです。


 フミコフミオの文章は自虐ネタをベースに、書いてることが本当かどうかわからない世界観で、だから普通に書けばセクハラ案件みたいなことだって許される感じだったわけです。そして、おちゃらけた世界観だからこそ、たまに真面目なことを言えば真実を言った感じになる。そういう芸です。

 その世界を構成する筆力が並ではないことはわかりますし、文章の書き手としてははてなを始めたあたりからずっと尊敬してきました。ただ、今回の案件は度を越していると思います。北条かやはあなたが自分の文章の蓄積をぶちまけてまで叩くべき人間なのでしょうか?


 ずっとおちゃらけた感じでやってきて、それを何か手応えのある攻撃力のようなものに換算するのが爽快だというのはわかります。ただ、最近はその味を覚えてどんどん野蛮になってきてる感じがします。

 本当と嘘と冗談の間にいつでも逃げ込める芸風なわけで、そこからファンを巻き込んで誰かを叩くのは卑怯だし、分別がつかないなら一生チンコの話しててください。それでも血に飢えてるならモビルスーツなんて捨ててかかってこい!!



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