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料理バトル漫画『食戟のソーマ』って面白すぎじゃね?傑作になりそう

 週刊少年ジャンプで連載中の『食戟のソーマ』にハマってしまった。すごい漫画だ。最初の数話見た印象はエロ漫画の演出と食レポを組み合わせたゲテモノって感じなんだけど、アニメ見てコミックスでちゃんと読んだらどっぷりハマってしまった。

 やっぱりジャンプに連載されてる漫画は全部見たほうがいいな。こんな名作をスルーしていたなんて。


 食戟のソーマは、エロ漫画に見られる過剰な性描写を食の官能と結びつけた作品として多くの人に知られていると思うが、かなり正統に少年ジャンプのフォーマットを踏まえた漫画だ。

 少年ジャンプ的な、「友情・努力・勝利」や「トーナメントバトル」や「さらなる強敵の登場」みたいなフォーマットは、戦闘モノやスポーツだけじゃなくあらゆるジャンルに適応可能なのだろうが、「料理」がこれほどまでにマッチするとは思わなかった。

 食戟のソーマは、料理対決漫画であり、まさに料理対決であるからこそ純粋にジャンプ漫画として楽しいのだ。


食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックス)

食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックス)


遠月学園という設定

 主人公達は、「食」ですべてが判断される遠月学園という超エリート校に通っている高校生で、そこではうまいものを作れる奴がめちゃくちゃ偉く、あらゆる権限を握ることができる。


 どんなジャンルの料理でも料理対決が成り立って、その味が公平で客観的に評価されるというのが少年ジャンプ的なファンタジーなんだけど、だからこそ、エロ同人みたいなギャグとも相まって、『食戟のソーマ』という漫画の世界観をうまく構成している。こういうめちゃくちゃなものにリアリティを持たせてしまうのが漫画の力だ。


 タイトルである食戟(しょくげき)とは、生徒同士の決闘のようなもので、何かを賭けて料理対決を行う。食戟により決められたことは絶対に守らなければならないというのが遠月学園のルールだ。生徒達は双方の同意があればいつでもバトルすることができる。  完全実力主義のバトル漫画だが、学園生活はすごく楽しそうだ。学園と戦場が別にあるのではなく、遠月学園は学園であると同時に戦場でもある。

 こういう楽しいノリは、「料理」というテーマを扱っているからこそ可能なのだろう。物理的に人を傷つけることにはならないし、個人で対決できてわりとテンポよく終わる。そして、その内容が超能力などで説明されるものではなく、現実に再現可能なレシピで表現されるのが面白い。


 料理バトルをちゃんと描くのは難しい。現実にある題材を組み合わせて、その勝敗を納得させなければならないからだ。原作者はすごく頭が良いと思う。


 もちろん、料理対決はこれまであらゆる作品でさんざんやられてきたことだ。『中華一番』とか『焼きたてジャパン』とか「究極VS至高」とか。

 しかし『食戟ソーマ』は、現実にある大会などの仕組みになぞらえているのではなく、ファンタジーであり、ジャンプ漫画の王道にとても忠実だ。「食戟」という生徒同士の決闘や、「秋の選抜」というトーナメントバトルや、「十傑」という学園を支配する生徒たちの階級などを持ち込んで、派手に戦うからこそ楽しい。


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魅力的なキャラクター達

 食戟のソーマの登場人物達は、単なる脱がされ要因ではない。極星寮メンバーとか十傑とか、みんなキャラが立っている。それぞれがバックボーンになる料理体系や分野を持っていて、全員が頂点を目指している。この熱さとひたむきさに惹かれるのだ。「必殺料理=スペシャリテ」が重視される点もまさしく少年ジャンプ。


 個人的に、吉野悠姫、新戸緋沙子、タクミ・アルディーニあたりが好き。


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ソーマがめっちゃ主人公してる!

 衛宮士郎しかり阿良々木暦しかり岡部倫太郎しかり、ハーレム系の作品などは、主人公としてちゃんとそいつの凄さが納得できるかどうか、というのが安易なだけの作品としっかりとした作品を区別する指標だと個人的には思っている。

 別に『食戟のソーマ』はハーレムモノではないが、主人公のソーマがすごく魅力的だ。

 ソーマには特別な才能があるわけではない設定だが、肝が据わっていて、自分の足りないところにあっけからんと向き合うことのできる能力があるからこそ主人公足りえている。ソーマみたいにぐいぐい物語を引っ張る力を持った主人公は、たくさんいるようであまりいない。


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佐伯俊の絵がすごい!

 絵の素晴らしさも食戟のソーマの魅力だ。キャラが男女問わず美しく、見ているだけで楽しい。書くのに膨大な知識が必要な漫画はプロット作るだけで時間かかるだろうし、原案と作画をわけるやり方がいいのかもしれない。

 佐伯俊が大人気エロ同人作家toshであることは言わない約束になってるが、本当に絵が上手だよね。絵の巧さだけじゃなく、キャラクターデザインや演出の楽しさとかも加味したら、もう小畑健超えてるんじゃね? いや、個人的な好みもあるだろうけど。


とりあえず『食戟のソーマ』見てみようよ!


 漫画は集英社のサイトで第1話が試し読みできる。


 アニメもニコニコ動画で第1話無料視聴できるよ。公式だよ。



 気になった人はせっかくなので見ていってほしいよ!  この記事で何が言いたいかというと、食戟のソーマはめっちゃくちゃ面白くなる漫画なので読んで損はないですよ!ってことです。お粗末!




※ここからジャンプ最新号の内容の話をします。コミックス派の人はネタバレ注意。  


傑作になりそうな予感がする

 最近の展開熱すぎじゃね!!!?

 十傑評議会の決定で薙切薊が遠月学園総帥になって、本格的にバトルっていう展開になってきた。また、読み切りの時点から強調されてきたヒロインとしての薙切えりなを救うための物語にもなっている。これこそジャンプ漫画! やっぱり僕はいくつになってもこういうのが好きなのかもしれない。

 王道だし熱い! 遠月学園という設定の面白さをやっと回収した感じさえある。

 「学園の権力をめぐって格上である十傑達とのガチバトル」+「ヒロインである薙切えりなの奪還」という絵、原作の附田祐斗さんは当初からこの展開が頭にあったのではないだろうか。

 続きが楽しみすぎる。はやく一色先輩と堂島さんの本気が見たいぜ!!


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食戟のソーマ?お食事処まつおか? Vol.1 [DVD]

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